職務経歴・職務内容の書き方
職務経歴・職務内容
社会に出てから今までの職務経歴(職歴)をまとめます。
「いつ」「どの部門で」「誰に向けて」「何をしたか」を記載していきます。
職務経歴に書いていないことを自己PRや強みとして語っても説得力は生まれませんので、自分の強みをどう伝えるかを考えて記載しましょう。

記載する順番に注意する
転職経験があり、2社以上勤務経験がある場合は、新しい会社から順に書き、同じ会社の中の職歴は古い順から書きます。
自身の経歴が魅力的に伝わるように記載する
職務経歴は年表ではないので、職歴を全部書くだけではあなたの強みが伝わりません。
応募先企業の方にとって重要な経歴について十分な情報が目に入るようにし、「ここは重要なので残す」「この部分は重要でないので削る」といった判断をしながら記載しましょう。
職歴で具体的に記載すると良い項目例
- いつ (西暦表記)
- どこで (在籍企業、所属部署、担当地域)
- 何を (商品、製品、種類、サービス)
- どれぐらい (商品単価、取扱量、種類)
- 誰に対して (顧客、規模、数、商談相手の役職など)
- どんな立場で (役職、役割、責任の範囲)
- 何をしたか (職種名、営業・訪問・接客スタイル、業務範囲)
- 得られた成果・実績とエピソード (売上・営業実績、顧客評価、社内評価、表彰の経験・成績等)
- 専門スキル (商品知識、業界知識、営業スキル)
- 応用可能なスキル (語学力、マネジメント力、ビジネススキル、PCスキルなど)
売り上げや成果などは数字で表す
あなたが何ができるかをできるだけ正しく伝えるため、客観的・具体的に数字で表しましょう。
例
✖ NG例:営業成績は会社内でもトップクラスです
〇 OK例:全国〇〇〇人の営業担当の中で、売り上げランキング△ヶ月連続でトップ10にいます
✖ NG例:〇〇業務をミスなく丁寧にしています
〇 OK例:〇〇業務を△ヵ月ミスなしで行っています
異動によって扱う商材や業務が変わった場合は記載する
異動によって扱う商材や担当業務が変わった場合は記載しますが、組織改編で部署名が変わっただけなら記載しなくても良いでしょう。
プロジェクトの経験は記載する
プロジェクトの人数構成、開発期間、開発テーマ、予算など、規模と難易度がイメージできるように記載し、プロジェクト内でのあなたの役割も記載しましょう。
社内用語、業界用語は使用しない
社内用語、業界用語も記載するのはやめましょう。
応募先企業の方が同じ業界でも、同じ言葉を違う意味で使っている場合もあります。
普段使っている言葉が相手に正しく伝わるか冷静に見直してみましょう。
キャリアの長い人は取捨選択が必要
社会人経験が長くなると、すべてを書こうとすると膨大な情報量になってしまいます。
自分の強みに沿って適度な取捨選択が必要です。
職務経歴書の本文は強みに絞って書き、省略した部分は別添資料にする方法もあります。