志望動機の書き方
(1)基本ルールと記入例
志望動機とは、「会社を志望する」「職種を志望する」の両方の意味があります。
応募先企業は、「なぜ、数ある会社の中から、他社ではなく当社を選んで応募したのか」を知りたいと思っている為、どちらかというと「会社を」の方がより重要です。
複数の企業に応募する際に「志望動機」を使い回す人がいますが、どの企業にも言えそうな内容、使い回せるような志望動機はNGです。応募先の会社をよく調べて、どこに魅力を感じたのかを、具体的に説明する必要があります。
正しい記入例
「転職理由」と「応募先企業の魅力」を結びつける
志望動機は、応募先企業の商品・サービス、事業内容、社員や社風など、魅力に感じたことを伝えるだけでは「志望動機」として不十分です。
「魅力を感じる部分」というのは他の応募者も同じように感じている可能性が高いため、説得力を持たせられません。
そこで、自分の「転職理由」と「どこに魅力を感じたか」を結びつけて伝えることが一つのポイントになります。
具体的にオリジナルの内容を記入する
志望動機をまとめる際に、自分がなぜ転職しようと思ったのか、転職することによって何を成し遂げたいのか、「転職理由」を思い出してみましょう。
「(転職してまで)その企業で何をしたいのか・何を実現したいのか」を軸に、分かりやすく、具体的に伝えます。
また、求人条件で示されているスキルや経験があれば、クリアできていることをアピールして、さらにどのように貢献できるかまでをしっかりと伝えられると良いでしょう。
その企業の情報を集めて、あなただけのオリジナルで具体的な理由を伝えましょう。
自分のスキル・実績とあわせる
「自分なら、その企業で力を発揮できる・活躍できる」ということを、実績を根拠に伝えられるとなお良いでしょう。
入社後に活躍する姿がイメージできるように、これまでの実績やスキルを踏まえて、具体的に書くのがポイントです。
記入欄の7割以上を目安として丁寧に記入する
志望動機欄の文字数があまりに少ないと、「やる気がない」と受け止められてしまう恐れがあります。小さすぎない文字で、記入欄の7割以上は埋めるつもりで記入しましょう。