住所・電話番号・メールアドレス欄の書き方
(1)基本ルールと記入例
住所・電話番号・メールアドレス欄は、応募先の企業があなたに連絡をとるための情報が記載された非常に重要な項目となりますので、丁寧かつ慎重に書いていきましょう。
正しい記入例

(2)住所の正しい書き方
都道府県から住所と建物名・号室を略さずに正確に記入する
「現住所欄」には都道府県からの住所と建物名・号室を略さずに記入してください。
町名の後ろを「×-×-×」などとハイフンを使って表現するのはなく、「×丁目×番地×号」などと正式な表記を使用しましょう。
アパート・マンション名を書く場合は、「〇〇号室」と部屋の番号を記入します。
住所が長くなる場合は、2行になっても構いません。
ふりがなはひらがな・左詰めで町名までと建物名を書く
「ふりがな欄」にはひらがな、左詰めで、都道府県~町名までと建物名を記入するのが基本です。
現住所の漢字表記と位置を合わせる必要はありませんが、都道府県、市区町村、町名等の区切りで、1文字分程度のスペースを空けて書きましょう。
また、ふりがな欄が「ふりがな」であればひらがなで記入しますが、「フリガナ」であればカタカナで記入します。
連絡先欄(現住所以外の住所記入欄)には同上と記入する
履歴書によっては現住所以外の住所を記入する欄があります。
ここには、現住所以外に連絡を希望する場合のみ、住所を記入しましょう。
現住所以外の連絡先がない場合は「同上」と記入します。
この際、ふりがなを記入する必要はありません。
(3)電話番号・メールアドレスの書き方
確実に連絡がとれるものを正確に記入する
最大のポイントは、確実に連絡がとれる電話番号・メールアドレスを記入することです。
履歴書に記入する電話番号・メールアドレスは採用担当者が応募者に対して連絡をとるためのものです。
電話番号欄が1つしかない履歴書を使用するときは、携帯電話の番号を書いておいたほうがいいでしょう。メールアドレスが複数ある場合は、日常的にチェックするものを選んで記入します。
固定電話がない場合は「なし」と記入する
固定電話用の番号記入欄がある履歴書で、固定電話を持っていない場合は「なし」と記入しておきましょう。
PCで閲覧できるメールアドレスを必ず記入する
企業から応募者への連絡がメールで行われることが増えてきており、適性試験の案内や添付ファイルの送付など、PCでの閲覧を前提としたメールも少なくありません。
メールアドレス欄には無料で使用できるフリーメールで構わないので、「PCで閲覧できるメールアドレス」を必ず記入してください。
スマートフォンをお持ちの方
iPhoneの場合は「iCloud」、Androidの場合は「Gmail」のメールアドレスを記入しておくのが良いでしょう。
無料で取得可能なフリーメール
「iCloud」「Gmail」「Yahoo!メール」「Outlook」など
また、当然のことですが、在職中の会社のメールアドレスは厳禁です。
「仕事中に転職活動をしているのか」と、ビジネスパーソンとしての常識が疑われてしまいます。